08.12.13 長野隧道と亀八食堂
08.12.13 15:45
帰着報告
08.12.13 17:40
スライドショー
08.12.13 22:30
レポート
「近代土木遺産」・・・・
幕末を含む明治から第二次大戦までに建造された土木関連の施設で
文化財として残していくべく風格を備えた構造物
今のオイラブームにマッチした構造物である
呆然とネットで「近代土木遺産」を眺めていたら
一枚の印象深い写真が目にとまった
伊賀市が発行する平成20年10月の広報である
もう間近で見たくてしょうがない
しかし、あまりにもマニアックなので
一人で探索してみようと思い
ネタ切れ気味のブログに「一人で行ってくる」と載せてみた
やはり、と言うか期待通りに三人のおヒマな中年が釣れた
先週に続き「おっさん」「ビーエフさん」「にしさん」の三人だ
一人では入りづらい「亀八食堂」も4人程度なら入りやすい
これで、今回の企画ネタは決定した
①集合場所:東名阪亀山PA
②見学場所:長野隧道
③お昼場所:亀八食堂
am9:30
「時計逆回り」と勘違いしていたおっさんを説き伏せ
定刻通り東名阪亀山PAを出発する

「満タンだった亀山PA駐車場の車はドコ行ったんだろう?」
と思わせるほど伊勢道は空いていた

am9:43
津ICで降り、R163で西進を開始する

大阪在住時は名阪から西側をよく通ったが
三重県側のR163は初めてだ

市街地から抜けると交通量も少なく走りやすい
今年7月に開通した真新しい新長野トンネルを横目に
それまでは現役であった旧R163へ入る

分岐点に「除雪・融雪しない」と放置宣言の看板があったとおり
旧R163は半年もたたずに“旧道”としての風格を兼ね備えている
am10:15
旧道の隧道入り口に到着
隧道前には「やる気のある」バリケードが施されている

この「旧長野隧道」も昭和13年の産物で趣きがあるが
今回のお目当てはコイツの上にある「旧旧長野隧道」である
その隧道までの道も“廃”になってから半世紀以上を経ているので
容易に見つからない事は予想していた
ここからは“宝探し”の要領である
と言うか、無理やり登山する

獣道でももっと立派であろうと思われる竹藪をかき分け“上”を目指す
ホントに無理やりである
やがて旧163(旧長野隧道)の上あたりに到着

鬱蒼とした木々の中に“旧旧長野隧道”を見つける

事前の確認通りの立派な石造りで品のあるポータルだ
石の積み方も手が込んでいて、要石の存在意義がわかりやすい

しかし、扁額は取り外されバイクを停めたあたりに飾ってあるのだが
せっかくの風格がもったいない気がする

“下山”は反対側から降りることにするが
どうやら、こちら側が旧旧道らしい

と言っても、隧道の幅員ほどの幅は無い
廃道後に植栽を行なったのであろう
若い杉の木が法面を固めるように育っている
しばらくまったりして

反対(伊賀市側)は次回のお楽しみに取っておくこととして
お昼ごはん場所へ向け出発
新R163の新長野トンネルを通過し
蝙蝠峠の道(K668)で北上

名阪を通りこし、予定通り非名阪のR25で東に向かう
この道沿いにJR関西線の渋いトンネル群があるとの情報で
「トンネルを見かけたら停まって」と申し伝えておいたが
前を行く3人は腹が減っているのか、全然停まる気配なし
ホーンを鳴らし強制的に停まらせ
ようやく撮れたのが「坊谷トンネル」だ(これも近代土木遺産)

他にも古そうな物件がたくさんありそうな非名阪道
今度は絶対一人で来る!
(近代土木遺産に余り興味が無い3人)

am11:30
ほぼ一年ぶりとなる「亀八食堂」到着
予想に反し店内は空いている

メニューはビーエフさんに任せる
数分も待たないうちに
人数分の注文の品が分厚い鉄板の上にブチまけられる

炒める音と、匂いで受け入れ態勢は整った
ひたすら食べる、食べる

やっぱり美味しいわコレ

食べだした頃から他のお客さんも入りだして
いつもの賑やかな雰囲気となってくる
12:20
この後は「道の駅菰野」まで行って解散することにして
R306で北上を開始する

このR306は概ね快適な道なのだが
四日市市の一部分(2kmくらい)が突然の酷道となる

現在バイパスが建設中なので近い将来ここも“廃道”となる運命なのだろう
13:20
解散場所の「道の駅菰野」到着

シンプルな道の駅である
「道の駅大日岳」に次ぐのではないだろうか
30分ほど談笑で時間をつぶし
それぞれが思いのままに帰路に着く
おまけ
あさけ渓谷にも「近代土木遺産」があるとの情報だけで
解散後、適当に菰野町を徘徊する
当該の「近代土木遺産」を目にする

オイラ、まだこの堰堤の奥深さはわからない
やっぱり隧道の方がいいや
◆走行距離:248km
◆食 費:1,300円(亀八食堂の一人あたり)
***** 編集後記 *****
レポート文中にも載せましたが
「新長野トンネル」から旧R163へ入る道は
メンテナンスが放棄された道であり
特にこの季節、日陰の路面の凍結は避けられないです
また、「旧旧長野隧道」への道の存在はなく
危険の伴う行動でもありますことをお伝えし
行かれる方は自己責任で行かれるよう願います
帰着報告
08.12.13 17:40
スライドショー
08.12.13 22:30
レポート
「近代土木遺産」・・・・
幕末を含む明治から第二次大戦までに建造された土木関連の施設で
文化財として残していくべく風格を備えた構造物
今のオイラブームにマッチした構造物である
呆然とネットで「近代土木遺産」を眺めていたら
一枚の印象深い写真が目にとまった
伊賀市が発行する平成20年10月の広報である
もう間近で見たくてしょうがない
しかし、あまりにもマニアックなので
一人で探索してみようと思い
ネタ切れ気味のブログに「一人で行ってくる」と載せてみた
やはり、と言うか期待通りに三人のおヒマな中年が釣れた
先週に続き「おっさん」「ビーエフさん」「にしさん」の三人だ
一人では入りづらい「亀八食堂」も4人程度なら入りやすい
これで、今回の企画ネタは決定した
①集合場所:東名阪亀山PA
②見学場所:長野隧道
③お昼場所:亀八食堂
am9:30
「時計逆回り」と勘違いしていたおっさんを説き伏せ
定刻通り東名阪亀山PAを出発する

「満タンだった亀山PA駐車場の車はドコ行ったんだろう?」
と思わせるほど伊勢道は空いていた

am9:43
津ICで降り、R163で西進を開始する

大阪在住時は名阪から西側をよく通ったが
三重県側のR163は初めてだ


市街地から抜けると交通量も少なく走りやすい
今年7月に開通した真新しい新長野トンネルを横目に
それまでは現役であった旧R163へ入る

分岐点に「除雪・融雪しない」と放置宣言の看板があったとおり
旧R163は半年もたたずに“旧道”としての風格を兼ね備えている
am10:15
旧道の隧道入り口に到着
隧道前には「やる気のある」バリケードが施されている


この「旧長野隧道」も昭和13年の産物で趣きがあるが
今回のお目当てはコイツの上にある「旧旧長野隧道」である
その隧道までの道も“廃”になってから半世紀以上を経ているので
容易に見つからない事は予想していた
ここからは“宝探し”の要領である
と言うか、無理やり登山する

獣道でももっと立派であろうと思われる竹藪をかき分け“上”を目指す
ホントに無理やりである
やがて旧163(旧長野隧道)の上あたりに到着

鬱蒼とした木々の中に“旧旧長野隧道”を見つける

事前の確認通りの立派な石造りで品のあるポータルだ
石の積み方も手が込んでいて、要石の存在意義がわかりやすい


しかし、扁額は取り外されバイクを停めたあたりに飾ってあるのだが
せっかくの風格がもったいない気がする

“下山”は反対側から降りることにするが
どうやら、こちら側が旧旧道らしい


と言っても、隧道の幅員ほどの幅は無い
廃道後に植栽を行なったのであろう
若い杉の木が法面を固めるように育っている
しばらくまったりして

反対(伊賀市側)は次回のお楽しみに取っておくこととして
お昼ごはん場所へ向け出発
新R163の新長野トンネルを通過し
蝙蝠峠の道(K668)で北上

名阪を通りこし、予定通り非名阪のR25で東に向かう
この道沿いにJR関西線の渋いトンネル群があるとの情報で
「トンネルを見かけたら停まって」と申し伝えておいたが
前を行く3人は腹が減っているのか、全然停まる気配なし
ホーンを鳴らし強制的に停まらせ
ようやく撮れたのが「坊谷トンネル」だ(これも近代土木遺産)

他にも古そうな物件がたくさんありそうな非名阪道
今度は絶対一人で来る!
(近代土木遺産に余り興味が無い3人)

am11:30
ほぼ一年ぶりとなる「亀八食堂」到着
予想に反し店内は空いている

メニューはビーエフさんに任せる
数分も待たないうちに
人数分の注文の品が分厚い鉄板の上にブチまけられる

炒める音と、匂いで受け入れ態勢は整った
ひたすら食べる、食べる


やっぱり美味しいわコレ

食べだした頃から他のお客さんも入りだして
いつもの賑やかな雰囲気となってくる
12:20
この後は「道の駅菰野」まで行って解散することにして
R306で北上を開始する

このR306は概ね快適な道なのだが
四日市市の一部分(2kmくらい)が突然の酷道となる

現在バイパスが建設中なので近い将来ここも“廃道”となる運命なのだろう
13:20
解散場所の「道の駅菰野」到着

シンプルな道の駅である
「道の駅大日岳」に次ぐのではないだろうか
30分ほど談笑で時間をつぶし
それぞれが思いのままに帰路に着く
おまけ
あさけ渓谷にも「近代土木遺産」があるとの情報だけで
解散後、適当に菰野町を徘徊する
当該の「近代土木遺産」を目にする


オイラ、まだこの堰堤の奥深さはわからない
やっぱり隧道の方がいいや
◆走行距離:248km
◆食 費:1,300円(亀八食堂の一人あたり)
***** 編集後記 *****
レポート文中にも載せましたが
「新長野トンネル」から旧R163へ入る道は
メンテナンスが放棄された道であり
特にこの季節、日陰の路面の凍結は避けられないです
また、「旧旧長野隧道」への道の存在はなく
危険の伴う行動でもありますことをお伝えし
行かれる方は自己責任で行かれるよう願います
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コメント
帰着っす!
ありがとうございました
あのトンネルには驚いた!! 亀八食堂もおいしかったな~~。のんびり充実の一日でした。
帰着しました
いや~今日はいい歴史の勉強になりました。
亀八はうまかったです、あの味噌味は私好みです。
亀八はうまかったです、あの味噌味は私好みです。
帰着
用事を済ませ、先程帰着しました。
参加の皆さま、お疲れさまでした。
またよろしくお願いします。
まつは、やっぱりてっちゃんだった。
参加の皆さま、お疲れさまでした。
またよろしくお願いします。
まつは、やっぱりてっちゃんだった。
やっぱりてっちゃんでした。
レポお疲れさまでした。
今度はルートを覚えていきますね。
今度はルートを覚えていきますね。
てっちゃんじゃねぇ~って
昔のトンネルの造形が好きなんだってば
(鉄道のこと全然わかんないし)
“要石(かなめいし)”ってすごいって思わない?
昔子供と遊んだ「キッズランド」で体験したのだが
この仕組み最初に考えた人すごいと思う
トンネルの入口のアーチ状になったてっぺんに
“かましてある石”なんだが
コイツが存在するからアーチが崩れない仕組み・・・
あ~ 言葉の説明は難しい
(鉄道のこと全然わかんないし)
“要石(かなめいし)”ってすごいって思わない?
昔子供と遊んだ「キッズランド」で体験したのだが
この仕組み最初に考えた人すごいと思う
トンネルの入口のアーチ状になったてっぺんに
“かましてある石”なんだが
コイツが存在するからアーチが崩れない仕組み・・・
あ~ 言葉の説明は難しい
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「近代土木遺産」を探索しましたが
見つかりませんでした
でも、今日の目標達成!
みなさま、ありがとございました