09.03.07 本坂隧道と鉢地坂隧道
翌日は“定例”の企画がある日である
週間天気予報では、3/8はずっと降水確率50%~60%であった
今朝起床時でも予報は変わらず「こりゃダメだ」と早々にあきらめモードに入る
しかし、オプションにしていた豊橋の「本坂隧道」はどうしても見ておきたい
「本坂隧道」に至る旧道にも興味があり、唐突に出かけることにした
小牧から高速に乗り豊川ICで降り、R362を東進する
やがて、新道と旧道の分岐点にさしかかる

旧道もいまだに国道の指定を受けているようだ
旧道に入ってすぐ、旧旧道の分岐点がある
どうやらR362は「姫街道」と通称されているらしい

色っぽい通称である・・・・なんとなくだが
枯れ落ちた杉の葉っぱや、苔むしたアスファルトで少々デンジャラスな細い道を登る

しばらくすると目的の「本坂隧道」がお姿を現す

この手の隧道は「伊勢神隧道」にもあるように
心霊スポットとしても有名で、心無い人間の落書きで汚されている
帯石を除き、すべてが煉瓦積みであり、立派な門柱は神殿を彷彿とさせてくれる

アーチに至っては他では見ない、煉瓦の四重で巻きだ
大正時代の仕事の丁寧さをうかがい知ることが出来る
◆名称:本坂隧道
◆開通:大正4年
◆全長:205m
◆遺産:近代土木遺産ランクB
反対側は日が当たっており、少々印象が異なる

現役の国道である

これからは下り道になる
旧旧道(?)の交差点もある・・・・旧旧道は歩道になっていた

そして、新道と合流する

新道は昭和53年に開通し、去年の3月までは「有料トンネル」だった
ちなみに、バイク150円・普通車250円
新道が無料になって一年、この旧道は当時より寂びれたんだろうと思う
ここまで来たら、明日のお昼ごはん予定場所へ行ってみたくなる
「行くよん♪」って電話もしてあるし、“中止”のお断りもしなくちゃいけない
(この時点で、翌日の企画は「雨天中止」と自身の中で確定していた)
そのままR362を東進、三ケ日に入りお店はすぐ見つかった

時間も早かったせいか、
店内はモーニングを楽しむご近所のお爺ちゃん・お婆ちゃんで満タンだった
そんなシルバー世代の中で浮足立ったライダージャケットのオイラは、よほど注目されたのだろう
「カツカレー大盛りを激辛でお願いします」と注文したら、周囲から「おおぉ」とどよめきがわいた
なんだったんだろ?
調理、配膳全部ママさん一人で動いている
ツーリングマップルをながめながら待つこと十数分
「カツカレー大盛り、激辛」(1,000円)が到着

周囲を気にせず撮影を行なう

して、食す
ホームページのコピー通り「家庭のカレーライス」である
カレーライスはどうしてもCOCO壱番屋と比較してしまうことになるのだが
辛さは“1辛”量は“普通(300g)”だろうか
量も辛さもメイン顧客に合わせているのだろう
普通に美味しくいただけた
レジにてママさんに
「明日バイクで来ると連絡入れましたが、天気悪そうなのでダメになりました」
と、お断りを入れる
「天気を気にしてましたが、やはり明日は雨ですね
また機会がありましたらお寄り下さい♪」
と、電話通りの“まったり”な印象のまま返答いただく
そんな、ご近所に絶大な支持を受けているお店は
海側から帰ろうか、山側から帰ろうか、散々悩んだが海側から帰路に着くことにした
R301で浜名湖を左手に臨みながら南下

豊橋からR23に乗っかり、蒲郡で「ラーメンとん太」の看板を見つける

このラーメン屋さんは、全国に展開するフランチャイズのお店なのだが
8年くらい以前、岐阜で勤務している時に
R19沿いの中津川のお店で体験して以来しばらくハマったお店だ
さっそく入店し、お馴染みだった「とん太ラーメン」に「辛味ネギ」のトッピングを注文する
数分で配膳され、懐かしい“お馴染み”のお姿と対面する

まずはスープを一口
・・・・懐かしい「しょう油とんこつ」の味が口の中に広がる

食べる楽しさを満喫し、完食する
そんな、懐かしかったお店は
このままR23で名古屋までたどり着いても、信号・渋滞から逃げられないので
R473で北上しR1に出て、岡崎から東名に乗っかり、さっさと帰宅することにした
(何しろ風が強い)
R473で正月にお目にかかった「鉢地坂隧道」と再会する

煉瓦造りとは違った趣きがあり、これはこれで風格がある
アーチ部分の迫石が大小交互に配置してあるのも、このトンネルの特徴なのだろう
大正とは違った“斬新的”な昭和の造形である
◆名称:鉢地坂隧道(はっちざかずいどう)
◆開通:昭和8年11月
◆全長:468m
◆遺産:近代土木遺産ランクC
戦前雑誌「道路の改良」の愛知懸下切山・蒲郡間、縣道の竣工の記事

反対側
普通車同士でも、すれ違いは慎重に行わなければいけない

このR473は“新箱根”とも言われているらしい
この後R1に出て、岡崎ICから小牧までひとっ飛びで帰着する
走行距離:276km
食費:カツカレーライス(大盛り・激辛)1,000円(手作りカレー&ギャラリー「であい」)
とん太ラーメン+辛ねぎ630円(ラーメンとん太)
週間天気予報では、3/8はずっと降水確率50%~60%であった
今朝起床時でも予報は変わらず「こりゃダメだ」と早々にあきらめモードに入る
しかし、オプションにしていた豊橋の「本坂隧道」はどうしても見ておきたい
「本坂隧道」に至る旧道にも興味があり、唐突に出かけることにした
小牧から高速に乗り豊川ICで降り、R362を東進する
やがて、新道と旧道の分岐点にさしかかる

旧道もいまだに国道の指定を受けているようだ
旧道に入ってすぐ、旧旧道の分岐点がある
どうやらR362は「姫街道」と通称されているらしい

色っぽい通称である・・・・なんとなくだが
枯れ落ちた杉の葉っぱや、苔むしたアスファルトで少々デンジャラスな細い道を登る


しばらくすると目的の「本坂隧道」がお姿を現す

この手の隧道は「伊勢神隧道」にもあるように
心霊スポットとしても有名で、心無い人間の落書きで汚されている
帯石を除き、すべてが煉瓦積みであり、立派な門柱は神殿を彷彿とさせてくれる

アーチに至っては他では見ない、煉瓦の四重で巻きだ
大正時代の仕事の丁寧さをうかがい知ることが出来る
◆名称:本坂隧道
◆開通:大正4年
◆全長:205m
◆遺産:近代土木遺産ランクB
反対側は日が当たっており、少々印象が異なる

現役の国道である

これからは下り道になる
旧旧道(?)の交差点もある・・・・旧旧道は歩道になっていた

そして、新道と合流する

新道は昭和53年に開通し、去年の3月までは「有料トンネル」だった
ちなみに、バイク150円・普通車250円
新道が無料になって一年、この旧道は当時より寂びれたんだろうと思う
ここまで来たら、明日のお昼ごはん予定場所へ行ってみたくなる
「行くよん♪」って電話もしてあるし、“中止”のお断りもしなくちゃいけない
(この時点で、翌日の企画は「雨天中止」と自身の中で確定していた)
そのままR362を東進、三ケ日に入りお店はすぐ見つかった

時間も早かったせいか、
店内はモーニングを楽しむご近所のお爺ちゃん・お婆ちゃんで満タンだった
そんなシルバー世代の中で浮足立ったライダージャケットのオイラは、よほど注目されたのだろう
「カツカレー大盛りを激辛でお願いします」と注文したら、周囲から「おおぉ」とどよめきがわいた
なんだったんだろ?
調理、配膳全部ママさん一人で動いている
ツーリングマップルをながめながら待つこと十数分
「カツカレー大盛り、激辛」(1,000円)が到着

周囲を気にせず撮影を行なう

して、食す
ホームページのコピー通り「家庭のカレーライス」である
カレーライスはどうしてもCOCO壱番屋と比較してしまうことになるのだが
辛さは“1辛”量は“普通(300g)”だろうか
量も辛さもメイン顧客に合わせているのだろう
普通に美味しくいただけた
レジにてママさんに
「明日バイクで来ると連絡入れましたが、天気悪そうなのでダメになりました」
と、お断りを入れる
「天気を気にしてましたが、やはり明日は雨ですね
また機会がありましたらお寄り下さい♪」
と、電話通りの“まったり”な印象のまま返答いただく
そんな、ご近所に絶大な支持を受けているお店は
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海側から帰ろうか、山側から帰ろうか、散々悩んだが海側から帰路に着くことにした
R301で浜名湖を左手に臨みながら南下

豊橋からR23に乗っかり、蒲郡で「ラーメンとん太」の看板を見つける

このラーメン屋さんは、全国に展開するフランチャイズのお店なのだが
8年くらい以前、岐阜で勤務している時に
R19沿いの中津川のお店で体験して以来しばらくハマったお店だ
さっそく入店し、お馴染みだった「とん太ラーメン」に「辛味ネギ」のトッピングを注文する
数分で配膳され、懐かしい“お馴染み”のお姿と対面する

まずはスープを一口
・・・・懐かしい「しょう油とんこつ」の味が口の中に広がる

食べる楽しさを満喫し、完食する
そんな、懐かしかったお店は
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このままR23で名古屋までたどり着いても、信号・渋滞から逃げられないので
R473で北上しR1に出て、岡崎から東名に乗っかり、さっさと帰宅することにした
(何しろ風が強い)
R473で正月にお目にかかった「鉢地坂隧道」と再会する

煉瓦造りとは違った趣きがあり、これはこれで風格がある
アーチ部分の迫石が大小交互に配置してあるのも、このトンネルの特徴なのだろう
大正とは違った“斬新的”な昭和の造形である
◆名称:鉢地坂隧道(はっちざかずいどう)
◆開通:昭和8年11月
◆全長:468m
◆遺産:近代土木遺産ランクC
戦前雑誌「道路の改良」の愛知懸下切山・蒲郡間、縣道の竣工の記事

反対側
普通車同士でも、すれ違いは慎重に行わなければいけない

このR473は“新箱根”とも言われているらしい
この後R1に出て、岡崎ICから小牧までひとっ飛びで帰着する
走行距離:276km
食費:カツカレーライス(大盛り・激辛)1,000円(手作りカレー&ギャラリー「であい」)
とん太ラーメン+辛ねぎ630円(ラーメンとん太)
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コメント
No title
まだ中止と決めたわけではないっす
そか、そんな姫街道だったのか!
お姫さまが関所を避けたわけですな・・・・何かやましいことでも?
明日は中止と決まったわけではないですぞ!
降水確率は下がったものの、強風になりそうなので
距離を短縮したコースを考え中
お姫さまが関所を避けたわけですな・・・・何かやましいことでも?
明日は中止と決まったわけではないですぞ!
降水確率は下がったものの、強風になりそうなので
距離を短縮したコースを考え中
No title
おー、ちゃくちゃくと近代遺産ツー、してますねー!
明日は、こっちは亀山のうなぎに行く予定で~す
v(^^)v
明日は、こっちは亀山のうなぎに行く予定で~す
v(^^)v
No title
すいません。
早とちりしてしまいました。
なんとか天気がもつといいですね~。
花粉症なので、雨も気になりますが、花粉の状況も要注意です。
早とちりしてしまいました。
なんとか天気がもつといいですね~。
花粉症なので、雨も気になりますが、花粉の状況も要注意です。
うなぎもいいなぁ~
参加メンバーの同意が得られれば、竹膳料理でも堪能してこよっかな・・・と
コメントの投稿
まつさん、本坂旧道散策お疲れ様でした。
明日は中止ということで残念です。
実は本坂の旧道は途中の神社が心霊スポットというのを雑誌で見たので、浜松方面へ遊びに行った帰りに2回ほど通ったことがあります。(車で)
途中の「姫街道」は、昔のお姫様が東海道を通ると関所があるため迂回して通った道なので、姫街道というらしいですよん。(確か)
しかし、カレー大盛りにラーメンって!
そりゃあメタボになりますぜ!(笑)