21.05.08 ホハレ峠
本来であれば5/15(土)にオイラ企画「ホハレ峠」のはずだった
だが、愛知に緊急事態宣言、岐阜・三重にまん延防止が追加され
「集まる企画」は5月末まで自粛することとした
「ホハレ峠」の企画を実施する前に「徳山村」について知っておこうと思い
何度か鑑賞した映画【ふるさと】を再鑑賞し
電子書籍【ホハレ峠】を読んだ
インフラの整わない地での生活・価値観
現代では想像もつかない人間のたくましさ
国策により故郷を追い出される悔しい思い
いろいろと考えさせられる背景がある
オイラはダム推進派でも拒絶派でもない
日本は島国であり山国でもあるので可住地が少ない
ヨーロッパ3国と比較すると可住地面積は極端に低い
ちなみに人口は
日本 :1億2700万人
イギリス:6200万人
フランス:6300万人
ドイツ :8200万人
※2018年データ
少ない可住地で安心して生活するためには
しがらみを排除した国策には従うべきであると思うが
それによって犠牲になる方々への補償はもちろん
安穏と暮らす我々の記憶に刻まなければならないと強く考えさせられた
明日下見に出かける予定だった「ホハレ峠」
天気予報も良さげだったので今日実行することにした
「ホハレ峠」に到着する前に「徳山会館」にて事前学習したいので
会館時刻9:00に到着できるよう6:30自宅を出る
余裕持ったのは「朝マック」するため
マック丹陽店でモーニングする

一宮・稲沢・羽島の市街地を避けるため一宮ICから羽島ICまでばびゅ~んする
その後はヒマ中通勤路で徳山会館へ向かい
事前学習の後は少々戻って坂内集落からホハレ峠
書籍「ホハレ峠」で長浜まで出稼ぎのため越えた「鳥越峠」を経由し
前夜に計画していた古民家カフェにてお昼ごはんする
8:15、道の駅ふじはし
早朝の行動が気持ちいい季節になってきたことを実感
冬眠していたライダーもすっかり目覚める
時間的に余裕あったので徳山ダムに寄ってみた
徳山村がダムに沈む前に来られなかったことが悔やまれる
浸水前に存在した道は湖畔のあちこちで確認できる
9:00、徳山会館着
スリッパに履き替え館内を鑑賞
浸水前の村の写真が痛々しい
今から14年ちょっと前、浸水が始まった徳山村の中心部(本郷)の様子
そして、今回のオイラの心理的メインの「門入(かどにゅう)集落」
徳山村の8つの集落の位置
「門入集落」がさらに奥地となっていることがおわかりいただけるだろう
他の7つの集落はダムによって水没するのだが
「門入集落」は水没は逃れるものの交通が遮断されるため退去を余儀なくされる
「門入集落」には徳山小学校分校が存在したが
徳山小学校運動会など催し物には前日徒歩で徳山小学校に向かい前泊し
運動会のあと後泊して徒歩で「門入集落」に帰ったとのこと
そんな村内の不便さからなのか
ホハレ峠で南下した坂内村のが物資流通の都合上
坂内村から見て「門入」→「戸入」と名付けられたのではないかと思った
徳山会館館内見て回ると、書籍「ホハレ峠」の主人公ご夫妻の写真の提示に気づく
書籍を読んでいてご夫妻とも馴染みだが、お姿を拝見し感慨無量となる
しかも、館内モニターで書籍「ホハレ峠」の著者大西氏が
ご夫妻とともに行動しているドキュメンタリーが放映されている
・・・涙ぐんだね(ご夫妻とも既に鬼籍です)
会館前には映画「ふるさと」の碑
念のため会館に人に「坂内からホハレ峠まで通行可能か」と確認
即効で「行けますよ、パイロンとかあっても無視して行っちゃってください」
との返答・・・
良かったとおもいつつ、なんだろこのザワツキ感
目まぐるしく改良が行われる付近の国道にナビが追いつかない
横山ダムの片側通行の信号待ち・・・セロー、美しいよ♪
R303で「道の駅さかうち」から更に西に分かりづらい分岐から北上
会館の人が行ってたパイロンってこのことか
(オイラが避けたのではない)
ホハレ峠着
この場には本来お地蔵さんが着座のはずだったが
お地蔵さん破壊→観音さま設置→破壊まで事前学習済であった
観音さまの下部が強固に修復済であることを確認
そのまま作業道を北上するも道半ばで行き止まり
この場所は書籍「ホハレ峠」の主人公が徒歩で制覇したルートとは異なる
目を凝らすが「門入集落」らしき地形は確認できず
坂内集落へ南下の途中
ここで「お弁当」いいんでないかい・・・企画が決定した瞬間
ホハレ峠で観音さまを収める
この下部、不自然だよ
何があるのか知らんけど、バチあたりのことしちゃいかん
R303まで南下して「蚕」を納品した坂内集落(現在は蚕業の存在無し)
書籍「ホハレ峠」の主人公(当時12才)が妹を従え
出稼ぎのため越えた「鳥越峠」へ向かう
日陰は雪残ってますわ
11:20、鳥越峠着
道は荒いものの、四輪やバイクだと難なく通過できる峠
これ、整備されてない獣道だと思いやられるわ
これ、整備されてない獣道だと思いやられるわ
つくづく「便利」に浸かってしまった自身を思い知る
予定していたお昼ごはん場所着
ちょっと前なら、おサレなお店にソロで入ることなど思いも及ばなかった
だが最近図々しくなったのか、開き直ったのか抵抗なく入ることができた
駐車場からお店の入り口までステキ
最近「古民家」ってフレーズがマイブームなのかもしれん
ソロで入るのには敷居が高いと思っていたが
口コミに「一人席あり」に勇気づけられ入店
店内は古民家に手を入れているのがよくわかる
スリッパに履き替えカウンター席に着座
メインメニューは「ハンバーガー」だが
縦に高いハンバーガーの食べ方がよくわからん
「チキンココナッツカレー(1,200円)」+「コーヒー(200円)」をオーダー
カウンター席は椅子が高く、両足が落ち着かないが
キッチンを目の当たりにできて特等席だと思う
調理作業や店内の内装、調度品を眺めながら配膳を待つ
「チキンココナッツカレー」配膳
カレーにチキンがゴロゴロ~
五穀米のごはんが浮かんでる~
ファーストインプレッションは大事だ
各スパイスの辛さとココナッツミルクのコクが見事にコラボレーション
鶏もも肉が謙虚に五穀米を引き立てる
ごはん大盛りが+100円を知ったのは配膳後・・・
食後のアイスコーヒーでまったり~
そんな、今度は絶対ハンバーガー食べるぞ!なお店は
・店名:Cafe あかつき
西方面からのヒマ中通勤解散場所で終了
・本日の走行距離:221km
・本日の食費:1,700円(マック朝セット+チキンココナッツカレー)
この下見が企画として成立するのはいつだろう?
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