10.04.18 豊橋鉄道田口線跡
今回の自己学習は「豊橋鉄道田口線跡」をたどることにした
この「豊橋鉄道田口線」の歴史は、鉄道会社事情や自然災害によって翻弄され続け
約40年の運行を昭和43年をもって廃止される
今回の自己学習は、田口線の本長篠~三河田口間22.6kmのうち
“設楽ダム”が運用されると大半が水没となる「三河田口~清崎」間の8kmを対象とした
それぞれの詳細は、下記サイトをご確認願いたい
★豊橋鉄道田口線:ウィキペデア
★設楽ダム:設楽ダムホームページ
当初、この自己学習はオイラ単独で出かける予定だった
しかし前週から、おっさんの執拗な「どっか行こ!」のメール攻撃に遭い
やむなく同行を願う運びとなった
出かけた後の事後報告が、なんとなく後ろめたい気持ちだったので
「自己学習の予告」として、掲示板に載せたら
「アラセさん」「ぼけさん」「お~じろうさん」が釣れてしまった
「ぼけさん」から数か月前に「“廃”を巡っている」とメールをいただき
稀有な価値観を持つ仲間を欲していたオイラ需要にマッチしたので
「是非、ご一緒してくだされ」と返事しておいたのが、今回の初参加と相成った
・・・ヒマ中現在募集人員は特殊な価値観がなくともOKだ
さて、今回の目論見
春日井出川のマックをam7:00出発として、おっさんと打ち合わせた
田口までの最短道が県道33号だったので
サブタイトルに「K33完全走破」とか載せてしまったが“完全”は言いすぎた
もともと三河は「東名で走り去る」概念があり、下道を走った事があまりない
アラセさんから「途中の分岐点で待つ」と表明され、非常に困った状態になったが
そこはそれ、自分の不足することは全ておっさんに振ることにする
当日は「暖かい」予報だったので、メッシュグローブとジャケット下には半そでTシャツで出発
集合場所まで寒くてもその内暖かくなる期待で春日井へ向かう
奥歯をガタガタ言わせながら出川のマック着、ぼけさんは先着していた
定番の「ソーセージエッグマフィン」のセットで朝食しながらコミュニケーションを図る

その内おっさんの到着

5月定例の件、GWキャンプ企画の件のプレッシャーを与えて
三河組の待つ足助に向け出発・・・am7:00

瀬戸までは“勝手知ったる道”だ、何の迷いも無い
そして、適当なサブタイトルの「県道33号線」の始点に入る・・・特に感慨はない

新道とか混在していて大回りはしたものの、取りあえず順調
市街地を抜けてからは信号も少なくストレスの無い県道である

そして、三河組と合流

この場所を上手く説明することが出来ないのだが、70分ほど要した
合流後、更にK33を東進

快適県道の部分と険道部分が混在

RHなら楽しい道だが、CBなら泣いちゃうかも
そして、県道33号の終点・・・別に感慨は無い

田口町内のGSにて燃料補給(日曜は午前のみ営業の出光)後
事前学習のための「奥三河郷土館」に到着・・・am9:25

さっそく“モハ14”がお出迎えである

係員さんが我々の姿を認めると同時に解錠する
こいつの中には、その筋のマニアが喜びそうなブツが満載である

名鉄はもちろん、東海道線にも連絡していたことがわかる運賃表
神戸までが1,300円とは時代を感じさせる

入場料200円を支払い、郷土館へ入る

一応順路が決まっていて、石器時代~近代の流れになっている
20,000年前の微妙なマネキンがおぞましい・・・かあちゃんは微妙にセクシーだ

戦国時代の甲冑展示や地侍分布などが詳しく書かれたあるのだが
地元マニアックすぎてよくわからん

次の間には、太平洋戦争時代の備品などが展示してある

各家庭に保存していた物を寄せ集めた感は否めない
っていうか、何でもありの状態だ
リアルを追求した極みなのだろうか
竹やりを持った学徒と思われるこの少女に鬼気迫る状況を感じる・・・こわい

最終コーナーに「田口線」に関わる写真が沢山あるのだが
その多くには説明がなく、閲覧者の想像に委ねる嗜好なのだろう

「設楽ダム」が稼働したら浸水する地域を3Dで確認できるジオラマ
(水域は指で簡単に剥がす事が出来た)

それでも各自40分ほど“事前学習”を行ない
駐車場へ戻り「モハ14」の前で集合写真

して、田口線の終着駅である三河田口駅跡へ向かう

運動場のような広場へバイクを停める

郷土館で見た現役の「三河田口駅」と40数年を経た現在の姿

誰も必要としていない地名表示の看板もけなげだ

駅前の旅館の現役と現在・・・あんまり変化ないか

今回の「田口線探訪」はここから清崎駅跡までの約8kmの軌道をたどる
当然単線だったので道幅は狭い

設楽ダムは、右手を流れる豊川の下流5kmで建設される予定なので
ここら一帯は計画が実施されれば水没することになる

数か所存在するかわいらしいトンネルは全て同じ形で
鉄道トンネルの特徴である「馬蹄形」になっている

9tに耐えられるほどハイクオリティなのも鉄道用であることの証だ

一見稜線に見える(右側も谷)この道は実は築堤で
鉄橋で山間を結ぶのは困難と判断され、人工により築かれた大きな堤である

清崎駅跡(現存無)手前の「弁天橋」

この橋を渡って今回の「田口線跡探索」の終了
一時は材木の運搬などで隆盛を極めたこの鉄道も
地域の過疎化、モータリゼーションの発達などで
他のローカル路線同様に衰退し廃線に至ったのだが
いまだに地域住民から愛されている鉄道であったことを
郷土館での雰囲気、軌道跡の保存状態でうかがい知れることが出来た
今のところ不透明な「設楽ダム」の成り行きだが
出来るならば、軌道沿いの豊川の“流れ”をこのまま残して欲しい
(決して「ダム反対」の思想ではない)
事前学習の段階で
この付近に「与良木隧道」(もちろん近代土木遺産)があることを知った
この機会に出向かない手は無い
同行のメンバーには有無を言わさず付き合わせることにした
5分足らずで「与良木隧道」に到着

北側のポータルは、センスのない改修でズタズタになっていたので
南側へ周る

明治27年生の愛知では2番目に古い隧道だ
翼壁は狭いものの、付け柱・帯石・笠石を備えてフルセットである

昭和54年に、ここより西側に位置する県道389号線(稲目トンネル)が開通し
その役目はほぼ終わったかのように思われるが
いまだに現役でがんばっているのが微笑ましい

この隧道の前に、こんなのが落ちていたこともミステリーだ
(うんこではない、錆びた馬蹄である)

ここでしばらくまったりして、帰路を探る
お昼ごはん場所は一切おっさんに任せ、不服ならおっさんに文句言う体制も整う

国道に戻りしばらく走ると、R257・R420・R473の珍しい合体標識が現れる
ポリスマンに肩を抱かれる男性も珍しい

一瞬3つの国道が重複しているかのように見えたのだが
反対から見た標識もこうである

それぞれの矢印を見てみると
R473とR420、R473とR257は確かに重複しているのだが
R257とR420はこの交差点で“バイバイ”しているのがわかる
それでも3つの国道が交わる地点には間違いなく、やはり珍しい
さらにR420を西へ向かう

人家がありそうもない雰囲気であったが、それらしきお店を見つけた
この先も、お店はありそうにないので躊躇することなくバイクを停める

よくありそうな「野菜直売所」に見えたのだが
看板に「うどん・そば」の文字
店内は、ちょっとオシャレなお土産屋さん風である
どうやら「たまご」が“売り”のお店のようだ
しかも「名古屋コーチン」のたまごだ

メニューは観光地にありがちな“ぼったぐり”でないことが嬉しい

「名古屋コーチン」のたまごってのが始めて聞くので
オイラは「かけそば(大盛り)」と「たまごかけごはん」を注文
他のメンバーも同じような注文だ
ほどなくして配膳

かけそば(大盛り)・・・400円+100円

名古屋コーチンのたまご・・・200円(たまごかけごはん)

そして、TKG!

名古屋コーチンのたまご・・・事前期待が大き過ぎたようだ
でも、普通に美味しく食することが出来た
食後にメニューを再確認して気が付いたのだが
「ごはん」と「たまご」を別々に注文すると100円+50円だった
・・・たまにセコくなった自分が悲しくなる時がある
店内に「名古屋コーチンの自家製プリン」のPOPが多く貼ってあったので
今度訪れる時は是非試してみたいと思った
そんな「名古屋コーチン」のたまごを提供するお店は
◆店名:山百合荘豊邦直売所
◆住所:愛知県北設楽郡設楽町豊邦字仲根5
◆定休日:水・木曜日
◆営業時間:10:00~15:00
◆お店を紹介しているサイト
やはり40分ほどまったりとして西へ向けて出発

R473で南下する三河組とはこの辺でおさらば

残り3人はさらに西へ走り
瀬戸に入ったところで流れながらの解散となる

◆本日の走行距離:223km
◆本日の食費:390円(ソーセージエッグマックマフィンのセット)
400円+100円+200円(かけそば+大盛り+たまごかけごはん)
(BGM)次週なんですが追悼の意を込めてます・・・別にファンでもないのだが
この「豊橋鉄道田口線」の歴史は、鉄道会社事情や自然災害によって翻弄され続け
約40年の運行を昭和43年をもって廃止される
今回の自己学習は、田口線の本長篠~三河田口間22.6kmのうち
“設楽ダム”が運用されると大半が水没となる「三河田口~清崎」間の8kmを対象とした
それぞれの詳細は、下記サイトをご確認願いたい
★豊橋鉄道田口線:ウィキペデア
★設楽ダム:設楽ダムホームページ
当初、この自己学習はオイラ単独で出かける予定だった
しかし前週から、おっさんの執拗な「どっか行こ!」のメール攻撃に遭い
やむなく同行を願う運びとなった
出かけた後の事後報告が、なんとなく後ろめたい気持ちだったので
「自己学習の予告」として、掲示板に載せたら
「アラセさん」「ぼけさん」「お~じろうさん」が釣れてしまった
「ぼけさん」から数か月前に「“廃”を巡っている」とメールをいただき
稀有な価値観を持つ仲間を欲していたオイラ需要にマッチしたので
「是非、ご一緒してくだされ」と返事しておいたのが、今回の初参加と相成った
・・・ヒマ中現在募集人員は特殊な価値観がなくともOKだ
さて、今回の目論見
春日井出川のマックをam7:00出発として、おっさんと打ち合わせた
田口までの最短道が県道33号だったので
サブタイトルに「K33完全走破」とか載せてしまったが“完全”は言いすぎた
もともと三河は「東名で走り去る」概念があり、下道を走った事があまりない
アラセさんから「途中の分岐点で待つ」と表明され、非常に困った状態になったが
そこはそれ、自分の不足することは全ておっさんに振ることにする
当日は「暖かい」予報だったので、メッシュグローブとジャケット下には半そでTシャツで出発
集合場所まで寒くてもその内暖かくなる期待で春日井へ向かう
奥歯をガタガタ言わせながら出川のマック着、ぼけさんは先着していた
定番の「ソーセージエッグマフィン」のセットで朝食しながらコミュニケーションを図る

その内おっさんの到着

5月定例の件、GWキャンプ企画の件のプレッシャーを与えて
三河組の待つ足助に向け出発・・・am7:00

瀬戸までは“勝手知ったる道”だ、何の迷いも無い
そして、適当なサブタイトルの「県道33号線」の始点に入る・・・特に感慨はない

新道とか混在していて大回りはしたものの、取りあえず順調
市街地を抜けてからは信号も少なくストレスの無い県道である

そして、三河組と合流

この場所を上手く説明することが出来ないのだが、70分ほど要した
合流後、更にK33を東進

快適県道の部分と険道部分が混在

RHなら楽しい道だが、CBなら泣いちゃうかも
そして、県道33号の終点・・・別に感慨は無い

田口町内のGSにて燃料補給(日曜は午前のみ営業の出光)後
事前学習のための「奥三河郷土館」に到着・・・am9:25

さっそく“モハ14”がお出迎えである

係員さんが我々の姿を認めると同時に解錠する
こいつの中には、その筋のマニアが喜びそうなブツが満載である

名鉄はもちろん、東海道線にも連絡していたことがわかる運賃表
神戸までが1,300円とは時代を感じさせる

入場料200円を支払い、郷土館へ入る

一応順路が決まっていて、石器時代~近代の流れになっている
20,000年前の微妙なマネキンがおぞましい・・・かあちゃんは微妙にセクシーだ

戦国時代の甲冑展示や地侍分布などが詳しく書かれたあるのだが
地元マニアックすぎてよくわからん

次の間には、太平洋戦争時代の備品などが展示してある

各家庭に保存していた物を寄せ集めた感は否めない
っていうか、何でもありの状態だ
リアルを追求した極みなのだろうか
竹やりを持った学徒と思われるこの少女に鬼気迫る状況を感じる・・・こわい

最終コーナーに「田口線」に関わる写真が沢山あるのだが
その多くには説明がなく、閲覧者の想像に委ねる嗜好なのだろう

「設楽ダム」が稼働したら浸水する地域を3Dで確認できるジオラマ
(水域は指で簡単に剥がす事が出来た)

それでも各自40分ほど“事前学習”を行ない
駐車場へ戻り「モハ14」の前で集合写真

して、田口線の終着駅である三河田口駅跡へ向かう

運動場のような広場へバイクを停める

郷土館で見た現役の「三河田口駅」と40数年を経た現在の姿


誰も必要としていない地名表示の看板もけなげだ

駅前の旅館の現役と現在・・・あんまり変化ないか


今回の「田口線探訪」はここから清崎駅跡までの約8kmの軌道をたどる
当然単線だったので道幅は狭い

設楽ダムは、右手を流れる豊川の下流5kmで建設される予定なので
ここら一帯は計画が実施されれば水没することになる

数か所存在するかわいらしいトンネルは全て同じ形で
鉄道トンネルの特徴である「馬蹄形」になっている

9tに耐えられるほどハイクオリティなのも鉄道用であることの証だ

一見稜線に見える(右側も谷)この道は実は築堤で
鉄橋で山間を結ぶのは困難と判断され、人工により築かれた大きな堤である

清崎駅跡(現存無)手前の「弁天橋」

この橋を渡って今回の「田口線跡探索」の終了
一時は材木の運搬などで隆盛を極めたこの鉄道も
地域の過疎化、モータリゼーションの発達などで
他のローカル路線同様に衰退し廃線に至ったのだが
いまだに地域住民から愛されている鉄道であったことを
郷土館での雰囲気、軌道跡の保存状態でうかがい知れることが出来た
今のところ不透明な「設楽ダム」の成り行きだが
出来るならば、軌道沿いの豊川の“流れ”をこのまま残して欲しい
(決して「ダム反対」の思想ではない)
事前学習の段階で
この付近に「与良木隧道」(もちろん近代土木遺産)があることを知った
この機会に出向かない手は無い
同行のメンバーには有無を言わさず付き合わせることにした
5分足らずで「与良木隧道」に到着

北側のポータルは、センスのない改修でズタズタになっていたので
南側へ周る

明治27年生の愛知では2番目に古い隧道だ
翼壁は狭いものの、付け柱・帯石・笠石を備えてフルセットである

昭和54年に、ここより西側に位置する県道389号線(稲目トンネル)が開通し
その役目はほぼ終わったかのように思われるが
いまだに現役でがんばっているのが微笑ましい

この隧道の前に、こんなのが落ちていたこともミステリーだ
(うんこではない、錆びた馬蹄である)

ここでしばらくまったりして、帰路を探る
お昼ごはん場所は一切おっさんに任せ、不服ならおっさんに文句言う体制も整う

国道に戻りしばらく走ると、R257・R420・R473の珍しい合体標識が現れる
ポリスマンに肩を抱かれる男性も珍しい

一瞬3つの国道が重複しているかのように見えたのだが
反対から見た標識もこうである

それぞれの矢印を見てみると
R473とR420、R473とR257は確かに重複しているのだが
R257とR420はこの交差点で“バイバイ”しているのがわかる
それでも3つの国道が交わる地点には間違いなく、やはり珍しい
さらにR420を西へ向かう

人家がありそうもない雰囲気であったが、それらしきお店を見つけた
この先も、お店はありそうにないので躊躇することなくバイクを停める

よくありそうな「野菜直売所」に見えたのだが
看板に「うどん・そば」の文字
店内は、ちょっとオシャレなお土産屋さん風である
どうやら「たまご」が“売り”のお店のようだ
しかも「名古屋コーチン」のたまごだ


メニューは観光地にありがちな“ぼったぐり”でないことが嬉しい

「名古屋コーチン」のたまごってのが始めて聞くので
オイラは「かけそば(大盛り)」と「たまごかけごはん」を注文
他のメンバーも同じような注文だ
ほどなくして配膳

かけそば(大盛り)・・・400円+100円

名古屋コーチンのたまご・・・200円(たまごかけごはん)

そして、TKG!

名古屋コーチンのたまご・・・事前期待が大き過ぎたようだ
でも、普通に美味しく食することが出来た
食後にメニューを再確認して気が付いたのだが
「ごはん」と「たまご」を別々に注文すると100円+50円だった
・・・たまにセコくなった自分が悲しくなる時がある
店内に「名古屋コーチンの自家製プリン」のPOPが多く貼ってあったので
今度訪れる時は是非試してみたいと思った
そんな「名古屋コーチン」のたまごを提供するお店は
◆店名:山百合荘豊邦直売所
◆住所:愛知県北設楽郡設楽町豊邦字仲根5
◆定休日:水・木曜日
◆営業時間:10:00~15:00
◆お店を紹介しているサイト
やはり40分ほどまったりとして西へ向けて出発

R473で南下する三河組とはこの辺でおさらば

残り3人はさらに西へ走り
瀬戸に入ったところで流れながらの解散となる

◆本日の走行距離:223km
◆本日の食費:390円(ソーセージエッグマックマフィンのセット)
400円+100円+200円(かけそば+大盛り+たまごかけごはん)
(BGM)次週なんですが追悼の意を込めてます・・・別にファンでもないのだが
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当方起床したら 腕、肩が張って痛いイタイ!!
筋トレ、体力増強に最適なコースでした。