11.01.15 中島飛行機半田飛行場
ホントであれば、今日は皆さんと「うな丼」と「戦跡」を楽しむ予定だった
しかし、ネガティブな天気予報で皆さんと出かけるのは早々に断念し
結局、本日起床した時点での思いつきで一人で出かけてみた
予定していたコースをトレースしてみようと
集合場所として設定していた「大池公園」に行ってみた
この公園の駐車場は10:00以降に開門されるとのこと(9:30集合としていた)
・・・やはり、事前の調べは必要である
予定のコース通りK55で南下し半田市へ向かうのだが
このK55、繁盛している“生活道路”で、快適に走行することが出来ない
で、なんとか目的地の「中島飛行機半田製作所飛行場」跡に到着
その前に、少々ウンチクを・・・
「中島飛行機」は大正6年に群馬県で設立し
その後「九七式戦闘機」「一式戦闘機(隼)」が陸軍で採用された
戦後はGHQにより12社に解体されたが、技術者の多くは自動車産業に転身し
現在の“富士重工業”(スバル)へと存続する
半田市には昭和17年に進出し、海軍軍用機「天山」「彩雲」を手がけ
艦上攻撃機の「天山」は1,268機、高速艦上偵察機の「彩雲」は398機を生産した
この飛行場の滑走路の全長は924mだが、海岸沿いに防波堤があるのでフルに使えず
ほとんど“離陸専用”の飛行場として使用される
現在の半田飛行場は「ミツカン中埜酒造倉庫」や分譲住宅・田んぼになっている
参照:中島飛行機についてはWikipedia、半田製作所飛行場については史跡探訪
まずは現在のYahoo!地図をご覧いただこう

工業地帯と農業地帯が混在するのが想像される
地図では“滑走路”の痕跡らしきものはよくわからんのだが
航空写真ではこうだ

なんとなくマッチ棒のように見えるのが“滑走路”の跡であり
その頭の先にあるのが“半田製作所”の跡だ
昭和22年の航空写真

戦後に建造物などが解体されしまったのであろうか
痕跡のみが残っている
まず「頭」(転回場)を見てみる
西側のこの部分

用水路が不自然に湾曲しているのがわかる

北側のこの部分

コンクリートが当時のものかわからんのだが
転回場を忠実にトレースしているのがわかる

東のこの部分

西側とは表情が異なるものの
「転回場」を想像することができる

南のこの部分

やはり不自然にカーブしている

なんとなくだが、コンクリートは当時のものだと思う

そして「滑走路」を防波堤方向に見た

当然当時のアスファルトではなく
端はさらに10数メートル東にあったと思われる

西側の端を防波堤に向かって見た
こちらは、オフ道である

幅も見てみた

手前の道からセローが停めてある場所までだ

全体に想像していたより大きかった
この辺一帯は建築基準法のおかげで
乱開発されることなく、“滑走路”の外形が残った
今まで「飛行場跡」を数件見てきたが
ようやく“滑走路”が想像できる物件にありついて嬉しい
そして次に向かったのが「半田赤レンガ建物」
元は「カブトビール半田工場」であったが
戦時中は「中島飛行機製作所」の衣糧倉庫となり
戦後は食材加工工場として使用され、平成6年に閉鎖された
参照:Wikipedia
場所はここだ
R247の歩道橋にも表示がある

中に立ち入ることは出来ず、周囲から撮ってみる

半田空襲の際のP51戦闘機による攻撃の傷跡が痛々しい

年に数回一般公開されるらしいので
その公開日に合わせて企画してみるつもりだ
参照:赤煉瓦倶楽部半田
この時点で12:30、予定していたコースでは「うな丼」となるわけだが
一人で「うな丼」のお店に入るのは抵抗感がある
以前より何かと話題に上がっていた常滑のラーメン屋さんに向かうこととした
知多半島を横断して到着・・・13:00
この行列で諦めようとしたが、他にアテもないので並ぶことにした

10数年前に来たことがあるのだが、こんなに繁盛はしていなかった
20分弱並んで入店
メニューは「中華そば」と「ごはん」しかない潔いお店だが
今日はさらに「ごはん」も無いらしい
全員が有無をいわさず「中華そば」の注文だ
5分ほどで配膳

チャーシューは昔のままである

量的には
「ラーメンにステーキが2枚入っている」をイメージしていただくと良い
これで630円とは嬉しすぎるのだが
女性で完食出来る人は少ないと思う
でも、おばちゃんから「ビニール袋いる?」と聞かれ
ビニール袋で“お持ち帰り”する姿は珍しくないので安心だ
そんな、暴力的なチャーシューで人気のお店は
■店名:八百善食堂
■住所:愛知県常滑市大和町1-115【地図】
■定休日:月・火曜日
■営業時間:11:00~14:00
■駐車場:お店の南に5台、道路反対側に12~3台ほど
■ぐるなびのサイト
13:45満足してお店を出ると、まだ行列になっていた

しかし、ネガティブな天気予報で皆さんと出かけるのは早々に断念し
結局、本日起床した時点での思いつきで一人で出かけてみた
予定していたコースをトレースしてみようと
集合場所として設定していた「大池公園」に行ってみた
この公園の駐車場は10:00以降に開門されるとのこと(9:30集合としていた)
・・・やはり、事前の調べは必要である
予定のコース通りK55で南下し半田市へ向かうのだが
このK55、繁盛している“生活道路”で、快適に走行することが出来ない
で、なんとか目的地の「中島飛行機半田製作所飛行場」跡に到着
その前に、少々ウンチクを・・・
「中島飛行機」は大正6年に群馬県で設立し
その後「九七式戦闘機」「一式戦闘機(隼)」が陸軍で採用された
戦後はGHQにより12社に解体されたが、技術者の多くは自動車産業に転身し
現在の“富士重工業”(スバル)へと存続する
半田市には昭和17年に進出し、海軍軍用機「天山」「彩雲」を手がけ
艦上攻撃機の「天山」は1,268機、高速艦上偵察機の「彩雲」は398機を生産した
この飛行場の滑走路の全長は924mだが、海岸沿いに防波堤があるのでフルに使えず
ほとんど“離陸専用”の飛行場として使用される
現在の半田飛行場は「ミツカン中埜酒造倉庫」や分譲住宅・田んぼになっている
参照:中島飛行機についてはWikipedia、半田製作所飛行場については史跡探訪
まずは現在のYahoo!地図をご覧いただこう

工業地帯と農業地帯が混在するのが想像される
地図では“滑走路”の痕跡らしきものはよくわからんのだが
航空写真ではこうだ

なんとなくマッチ棒のように見えるのが“滑走路”の跡であり
その頭の先にあるのが“半田製作所”の跡だ
昭和22年の航空写真

戦後に建造物などが解体されしまったのであろうか
痕跡のみが残っている
まず「頭」(転回場)を見てみる
西側のこの部分

用水路が不自然に湾曲しているのがわかる

北側のこの部分

コンクリートが当時のものかわからんのだが
転回場を忠実にトレースしているのがわかる

東のこの部分

西側とは表情が異なるものの
「転回場」を想像することができる

南のこの部分

やはり不自然にカーブしている

なんとなくだが、コンクリートは当時のものだと思う

そして「滑走路」を防波堤方向に見た

当然当時のアスファルトではなく
端はさらに10数メートル東にあったと思われる

西側の端を防波堤に向かって見た
こちらは、オフ道である

幅も見てみた

手前の道からセローが停めてある場所までだ

全体に想像していたより大きかった
この辺一帯は建築基準法のおかげで
乱開発されることなく、“滑走路”の外形が残った
今まで「飛行場跡」を数件見てきたが
ようやく“滑走路”が想像できる物件にありついて嬉しい
そして次に向かったのが「半田赤レンガ建物」
元は「カブトビール半田工場」であったが
戦時中は「中島飛行機製作所」の衣糧倉庫となり
戦後は食材加工工場として使用され、平成6年に閉鎖された
参照:Wikipedia
場所はここだ
R247の歩道橋にも表示がある

中に立ち入ることは出来ず、周囲から撮ってみる

半田空襲の際のP51戦闘機による攻撃の傷跡が痛々しい

年に数回一般公開されるらしいので
その公開日に合わせて企画してみるつもりだ
参照:赤煉瓦倶楽部半田
この時点で12:30、予定していたコースでは「うな丼」となるわけだが
一人で「うな丼」のお店に入るのは抵抗感がある
以前より何かと話題に上がっていた常滑のラーメン屋さんに向かうこととした
知多半島を横断して到着・・・13:00
この行列で諦めようとしたが、他にアテもないので並ぶことにした

10数年前に来たことがあるのだが、こんなに繁盛はしていなかった
20分弱並んで入店
メニューは「中華そば」と「ごはん」しかない潔いお店だが
今日はさらに「ごはん」も無いらしい
全員が有無をいわさず「中華そば」の注文だ
5分ほどで配膳

チャーシューは昔のままである

量的には
「ラーメンにステーキが2枚入っている」をイメージしていただくと良い
これで630円とは嬉しすぎるのだが
女性で完食出来る人は少ないと思う
でも、おばちゃんから「ビニール袋いる?」と聞かれ
ビニール袋で“お持ち帰り”する姿は珍しくないので安心だ
そんな、暴力的なチャーシューで人気のお店は
■店名:八百善食堂
■住所:愛知県常滑市大和町1-115【地図】
■定休日:月・火曜日
■営業時間:11:00~14:00
■駐車場:お店の南に5台、道路反対側に12~3台ほど
■ぐるなびのサイト
13:45満足してお店を出ると、まだ行列になっていた

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コメント
No title
是非先導を!
「半田赤レンガ建物」が2/26・2/27に一般公開されるらしいです
出かけてみたいので、ご都合があえばご一緒くださいな
出かけてみたいので、ご都合があえばご一緒くださいな
No title
了解です。
事前に行きたい場所などを聞いて、よさそうなルートを考えてみますね。
朝ラーも入れましょうか。
事前に行きたい場所などを聞いて、よさそうなルートを考えてみますね。
朝ラーも入れましょうか。
No title
八百善のチャシューはやっぱ素敵ですな~。
並んでみたい。
並んでみたい。
チャーシューは持ち帰りOK
>シュウさん
具体的になりましたら連絡しますです
頼りにしちょりますよ~
>あべちん
チャーシューがデカいのが“売り”のお店
1枚はビニール袋に入れて持ち帰り、自宅で温めて“酒の肴”にする
ラーメンは“おまけ”と考えたほうが良いかも
具体的になりましたら連絡しますです
頼りにしちょりますよ~
>あべちん
チャーシューがデカいのが“売り”のお店
1枚はビニール袋に入れて持ち帰り、自宅で温めて“酒の肴”にする
ラーメンは“おまけ”と考えたほうが良いかも
管理人のみ閲覧できます
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コメントの投稿
地元付近の開設、大変参考になりました。
八百善の行列は最近の昼前後時間だとあれが普通です。
土日の知多半島は結構混んでいますので、農道ルートを活用するのがお勧めです。
ただし少し分かりにくいですか・・・
またの機会にご一緒しましょう。